化石燃料を燃やすとそこから熱を得ることができるのですが、
同時に二酸化炭素や
窒素酸化物・硫黄酸化物も発生してしまいます。
窒素酸化物(NOx)は水に溶ければ硝酸(しょうさん)になりますし、
硫黄酸化物(SOx)は硫酸(りゅうさん)になります。
あの、ものを溶かす硫酸ですね。
しかしその硫酸が、空から降ってくるとしたら・・・怖くありませんか?
でも「酸性雨」としてそういうことが起こっているんです。
では、酸性雨が続くと、これから世界はどうなっていくのでしょう?
A.森林が破壊され、湖の生物も減っていく
B.歩いている人が溶けてなくなる
C.弱酸性なのでお肌がきれいになる
この選択問題は、ちょっと難しかったでしょうか?
お肌がきれいになればいいのですけど、それは望めないようです。
答えはA.ということになりますね。
酸性雨は植物に深刻な打撃を与えるようです。
ドイツにはシュヴァルツバルト(黒い森)と呼ばれる森林がありますが、
酸性雨のせいで木が枯れてしまって白っぽくなっているそうです。
黒い森なのに白いという笑えない状況になっています。
また、ヨーロッパには石造りの歴史的建造物が多いのですが
これがすこしずつ溶けてしまうということにもなっています。
ということは! 日本のハチ公もピンチですね。
渋谷駅前のハチ公です。
300年後の日本人は、渋谷のハチ公を見て犬と気づかないかもしれませんよ!
・・・・・・・冗談はさておき、やはり酸性雨の被害でもっとも心配なのは
森林の破壊でしょう。
森林には様々な働きがありますが、それが一度に失われてしまうわけです。
そうして地球温暖化や砂漠化が進んでいくわけですね。

