地球温暖化を憂慮(ゆうりょ)しているのはどの国も同じだと思いますが、
二酸化炭素排出量を減らすことについては賛成できない、
という国も多いようです。
それはなぜなんでしょうか?
まさか、地球環境が破壊されてもどうせ将来のことだから
自分たちの知ったことではないと考えているのでしょうか?
そうではないでしょう。
二酸化炭素を減らすことが困難になってしまう理由を考えてみてください・・・・・
他のところでも少しお話しましたのでわかりますよね?
さて、思いつきましたか?
産業活動を進めていく上でエネルギーは必須(ひっす)ですね。
そしてそのエネルギーの多くを私たちは石炭や石油などの化石燃料に頼っています。
そして化石燃料はエネルギーとともに二酸化炭素を生み出します。
ということで二酸化炭素を削減しようと思うと、
産業活動を遠慮しなければならないということになるんですね。
産業活動を遠慮したくない場合は、
別の手段で二酸化炭素を減らしたり、放出された二酸化炭素を吸収する工夫が必要で
そちらでもやはり余計な費用がかかってしまいます。
ということで、経済的利益を重視する国は二酸化炭素削減をしぶるわけです。
とくにこれから経済成長をしようと努力している発展途上国などはそれにあてはまります。
発展途上国からすれば、
これまでさんざん二酸化炭素を出して経済成長を成し遂げた先進国が、
今頃「二酸化炭素を減らしましょう」と言うのは勝手じゃないか!
と考えるのは当然のことでしょう。
ところが世界一の経済大国であるアメリカ合衆国も、
二酸化炭素を減らすことについては賛成していないのですね。
アメリカにとってもやはり経済的利益は重要ということでしょうが・・・・
一方で、地球温暖化は心配する必要はないという意見もあります。
なぜなら、石油はあと30年~40年で枯渇(こかつ)すると言われていますので、
石油がなくなってしまえば自然と化石燃料の消費は減って、
二酸化炭素も減るだろう、というのです。
こういう考えもアメリカに影響を与えているのかもしれません。

