Top >  公害七人衆 >  典型7公害

典型7公害

例のランキング>>

公害とは、産業活動によって環境や人体に何らかの悪影響を与えることですが、
その中でも典型的なものとして7つの公害が知られています。

皆さんもおそらくは、1つや2つや3つは知っていることでしょう。

さて、では典型7公害のうち、日本で最も苦情件数の多いものはなんでしょうか?

A.地盤沈下
B.大気汚染
C.水質汚濁
D.おやじギャグ

っていうかほっといてください! おやじギャグは公害じゃありません!

答えを言う前に、典型7公害とは何か、説明しておきましょうね。

1.大気汚染(たいきおせん)
  空気の汚れのことですね。
  昔は工場の排煙が原因として多かったのですが、
  今多いのは・・・・・・・・・そうです、自動車の排出ガス。
  排気ガスといった方がわかりやすいですか。

2.騒音(そうおん)
  うるさい!というやつです。
  日本はあらゆるものがうるさいようですね。
  工場に建築現場、鉄道に自動車に飛行機に・・・・・
  近隣騒音なんていうのもありますが、これは公害とはいいません。

3.振動(しんどう)
  振動が空気を伝わってくれば騒音になりますが、
  固体の物質を伝わってくるなら振動のままです。
  よって、原因は騒音と変わりません。

4.悪臭(あくしゅう)
  くさい!というやつです。
  昔は化学工場が悪臭のもとになっていましたが、
  現在では畜産農家に対する苦情が多くなっているようです。
  ただこれは、人口が大都市の周辺へ周辺へを移ること(ドーナツ化)によって、
  かつての農村に新しく住宅が増えたからだとも考えられます。

5.水質汚濁(すいしつおだく)
  水の汚れのことですね。
  昔は工場や鉱山からの廃水が原因となっていましたが、
  今では生活排水がその主な原因となっているようです。
  かつては水俣病やイタイイタイ病など深刻な公害病も発生しましたね。
  
6.土壌汚染(どじょうおせん)
  土が有毒な物質で汚染されることです。
  工場や鉱山の廃水がもとになることが多かったのですが最近は少ないようですね。
  足尾銅山鉱毒事件はこの例です。

7.地盤沈下(じばんちんか)
  地面が沈みます。え? なんで?
  地下水のくみ上げすぎによって起こります。
  地下水がなくなった隙間(すきま)を埋めるために地面が沈んでしまうのですね。
  しかし最近、東京駅は「地盤浮上」で悩んでいたのだとか。


以上の7つが典型7公害と呼ばれるものです。
これらのうち、現代日本で最も苦情が多いのは
大気汚染と騒音ですね。

都会に住んでいると身にしみてわかりますよねぇ。

 <  前の記事 日本の環境問題の原点  |  トップページ  |  次の記事 日本の公害の激化  >